〜緑茶で健康と美容を手に入れよう!〜
「緑茶は健康と美容にいいと聞くけど本当なの?」
「緑茶の具体的な効果はどんなものあるんだろう?」
と、気になっている人も多いのではないでしょうか?
10年近く緑茶を飲んでいる筆者が、緑茶にまつわる「健康と美容の効果」そして飲み続けていることで、実際に感じている緑茶の効果をお伝えします。
この記事を読むことで緑茶にまつわる健康と美容効果を理解することができます。
日々の生活に緑茶を取り入れ、健康と美容を手に入れましょう!
緑茶はカラダにいいのか?
緑茶には健康と美容に効果的な栄養成分が多く含まれています。
緑茶に含まれる栄養成分はいくつかありますが、代表的な成分である「カテキン」には抗酸化作用や抗がん作用、血中コレステロール値を下げるといった効果があります。
緑茶は研究により、含まれる成分に効果が認められている事項も多いため、健康や美容を手に入れたい方にはオススメの飲み物です。
参考:緑茶の効能研究成果
緑茶の栄養成分
緑茶に含まれる栄養素には体に嬉しい効果が沢山あります。
今回は代表的な栄養成分4つを以下にまとめました。
緑茶に含まれる栄養成分と効能を知ることで、緑茶から得られる嬉しい効果をより実感することができるでしょう!
健康効果がたくさんあるカフェイン
緑茶に含まれるカフェインには健康に嬉しい効果がいくつかあります。
ここでは、カフェインの効果について下記の5点をご紹介します。
緑茶に含まれるカフェインは血液中の脂肪を減少させる効果があると研究で明らかになっています。
血液中の脂肪を減少させることは、脳卒中のリスクを軽減することにもつながるため、積極的に緑茶を飲んで病気を予防していきたいですね。
また、カフェインには集中力や記憶力の向上といった作用もあります。
筆者は作業をする前にいつも緑茶を飲んでいますが、緑茶を飲んで作業するほうが仕事の進みが早いと実感しています。
集中力が続かず悩んでいる方は、仕事や勉強、作業をする前に緑茶を飲むことで、作業のはかどりを実感できるかもしれません。
老化を防いでくれるカテキン
緑茶に含まれるカテキンには強い抗酸化作用があります。
カテキンの抗酸化作用は、老化の原因である活性酸素の働きを抑制してくれたり、紫外線などの刺激から細胞を守ったりする働きがあります。
10年近く緑茶を飲み続けている筆者ですが、肌にハリがありシミもなく実年齢よりもとても若くみられることが多いです。長年、緑茶を飲み続けているおかげだと思っています。
抗酸化作用があるカテキンは特に美容に嬉しい栄養成分といえるでしょう。
リラックス効果があるテアニン
テアニンには気持ちをリラックスさせる効果があります。
他にも「更年期障害による体調不良」や「PMS症状」を軽減する効果があるという研究結果もあり、注目されている成分です。
テアニンの効果には以下の4点があります。
緑茶を飲み、テアニンを摂取することは体の健康だけでなく、心の健康にも効果的といえるでしょう。
美容にいいビタミン
ビタミンには抗酸化作用があり、老化抑制や美肌効果が期待できる成分です。
緑茶に含まれるビタミン類にはビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、βカロチンなど多くの種類があります。
通常、ビタミンCは熱に弱く加熱すると壊れてしまいますが、緑茶に含まれるビタミンCは熱に強く、壊れにくいのが特徴です。
緑茶には特にビタミンCが多く含まれていることから、効率よくビタミンCを摂取したい方は緑茶を飲むことをお勧めします。
緑茶の健康効果
緑茶にはいくつか健康効果がありますが、今回は以下の4点についてご紹介します。
緑茶には体に嬉しい健康効果がたくさんあります。
ここでは緑茶の健康効果について具体的に解説していきます。
健康のためにも、積極的に緑茶を飲んでいきたいですね。
抗がん作用がある
緑茶に含まれるカテキンには「抗がん作用がある」として研究が進んでおり、効果が実証されつつあります。
抗がん作用があると注目されている成分はカテキン類の一種である「エピガロカテキンガーレート(EGCG)」です。
エピガロカテキンガーレート(EGCG)には以下の2つの効果があると考えられています。
緑茶を飲むことで、がんの発生リスクを下げることができるのは嬉しいですね。
1日2〜3杯の緑茶を飲むことで、エピガロカテキンガレートが血液中に豊富になるとされています。
継続的に緑茶を飲んでがんに負けない健康な体を目指しましょう。
参考:緑茶カテキン抗がん作用
体脂肪率を低下させる効果がある
緑茶に含まれるカテキンには中性脂肪の上昇を抑制したり、体脂肪を減少させる効果があります。
体脂肪が気になっている方にも緑茶は効果的といえるでしょう。
血中コレステロールを下げる
緑茶にはコレステロールを下げる効果もあるため、コレステロールが気になっている方にも緑茶はおすすめです。
コレステロールが血液中に多いと動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞といった怖い病気を引き起こす可能性が高まります。
緑茶に含まれるカテキンには食事で摂取したコレステロールの吸収を抑制する効果があり、継続的に緑茶を飲むことで、コレステロール値が正常に近づくという研究結果も出ています。
健康診断で「コレステロールが高い」といった結果が出てしまった人は、食生活や運動習慣の見直しとともに「サポート役」として緑茶を取り入れて、コレステロール値の改善を目指しましょう。
虫歯や口臭予防効果がある
緑茶に含まれるカテキンには、抗菌作用があり、虫歯の予防効果が期待できます。
カテキンはタンパク質にくっつきやすい性質があり、タンパク質でできている虫歯菌の動きを抑制します。その結果、虫歯菌は増殖することができなくなり虫歯を予防することができるのです。
また、緑茶に含まれるカテキンには、口臭の原因となる歯垢の付着を防ぐ効果もあるため、口臭予防としても緑茶は効果的です。
緑茶の美容効果
緑茶に含まれる栄養成分は美容においても、嬉しい効果があります。
今回は以下の2点についてご紹介します。
筆者は10年近く毎日、緑茶を飲んでいますが、シミやシワがなく年齢より若く見られることが多いです。お金をかけた特別なお手入れをしているわけではないため、緑茶の効果だと考えています。
緑茶は手軽に飲める美容に良い飲み物です。
即効性はありませんが、継続して飲み続けることで嬉しい効果を実感できるでしょう。
抗酸化作用がある
緑茶に含まれるカテキンやビタミン類には強い抗酸化作用があります。
老化の原因の1つに「活性酸素」があります。
緑茶には活性酸素を抑制する抗酸化作用があるため、老化に抗いたい方は積極的に緑茶を飲むと良いでしょう。
美肌効果がある
緑茶は美肌に欠かせない栄養成分が豊富に含まれています。
ビタミンCやビタミンE、カテキンが発揮する美肌効果は以下の5点です。
緑茶に含まれるビタミンCは通常のビタミンとは違い、熱に強く壊れにくい性質があります。
緑茶は手軽に飲める「美肌ドリンク」であるため、習慣的に緑茶を飲んで美肌を手に入れましょう。
緑茶を飲むメリット
緑茶には健康・美容ともに体に嬉しい効果がたくさんあります。
今回は、緑茶を飲むメリットとして以下の4つをご紹介します。
メリットを知っておくことで、目的に応じて緑茶を飲むことができます。
脂肪燃焼作用がある
緑茶に含まれるカテキンには脂肪燃焼作用があります。
カテキンの一種である「エピガロカテキンガレート(EGCG)」が、脂肪消費に働く体内酵素を活性化させることで、脂肪の消費を亢進させます。
そのため、緑茶を継続して飲むと、日常活動時の脂肪消費量を上げることができます。
また、肝臓や筋肉での脂質代謝も活発になるため、効率的に脂肪を燃焼させたい方は継続的に緑茶を飲むと良いでしょう!
参考:緑茶カテキンと体脂肪
生活習慣病の予防効果がある
緑茶に含まれるカテキンには、血糖値の上昇を抑制したり、血圧や血中コレステロール値を正常に近づける効果もあります。
血糖値が高い状態が継続している場合や血中コレステロール値が高い状態が続くと、生活習慣病のリスクが高まるだけでなく、最悪の場合、糖尿病の発症や動脈硬化、脳梗塞等の恐ろしい病気を引き起こす可能性があります。
緑茶に含まれるカテキンには血糖値の上昇抑制やコレステロール値を改善する効果があるため、生活習慣病や動脈硬化といった病気の予防には緑茶が効果的といえるでしょう。
ただし、緑茶はあくまでも「サポート役」であるため、緑茶の効果を過信しすぎず、日々食生活や運動習慣を見直すことも忘れないでください。
ダイエット効果がある
緑茶に含まれるカフェインには脂肪分解促進の作用が、カテキンにはエネルギー消費を高めて体脂肪を燃やす働きがあります。
カテキンが「脂肪消費」や「熱産生」を行っている褐色脂肪組織を活性化させる働きがあるためです。
エネルギー消費を高め、体脂肪を燃やす効果のある緑茶はダイエットの強い味方になるでしょう。
「抗菌・殺菌作用」がある
緑茶には「抗菌・殺菌作用」と「抗ウイルス作用」があり、緑茶うがいはインフルエンザや風邪の予防に有効的です。
カテキンはタンパク質にくっつきやすい性質があります。
細菌やウイルスは細胞膜というタンパク質でできた膜で覆われており、カテキンは細菌やウイルスの細胞膜に付着して、活動を抑制、もしくは細胞膜を破壊すると考えられています。
「緑茶うがい」はインフルエンザや風邪予防に有効的であるため、緑茶うがいをしてウイルスから身を守りましょう
緑茶を飲むデメリット
緑茶には健康と美容に良い効果がたくさんありますが、
ここではデメリットとして考えられる効果を3点ご紹介します。
緑茶には体に嬉しい効果がたくさんあります。
しかし、デメリットとなりうる効果も知っておくことで緑茶を上手に取り入れて、健康や美容のサポート役として正しく活用することができます。
覚醒を高める作用がある
緑茶にはカフェインが含まれています。
緑茶カフェインは交感神経を刺激して、
といった効果があります。
しかし、カフェインを寝る前にたくさん摂取してしまうと覚醒作用により目が冴えて眠れなくなったり、寝つきが悪くなる場合もあります。
筆者は寝る前に緑茶を飲み過ぎたことにより、目が冴えて朝方まで眠れなかったことがあります。そのため、夜遅い時間や寝る前は緑茶の摂取を控えめにすると良いでしょう。
利尿作用がある
緑茶に含まれるカフェインには利尿作用があります。
カフェインは腎臓の血管を拡張させるため、尿の生成が促進され、尿量が増えます。
緑茶を飲み過ぎると尿量が増えるため、トイレの回数が増えるだけではなく、脱水症状を招く恐れがあるため、飲み過ぎには注意しなければなりません。
便秘になる可能性が高まる
緑茶に含まれるタンニンは便を硬くする作用があります。
また、緑茶に含まれるカフェインには利尿作用があるため、尿によって水分が過剰に排泄されてしまうと腸内の水分が不足して便秘を招く可能性があります。
便秘となる可能性は低いようですが、過剰に飲み過ぎることは体に負担をかけてしまうため、緑茶の飲み過ぎには注意が必要です。
緑茶の効果的な飲み方や注意点
緑茶の効果的な飲み方や注意点について以下の6つにまとめました。
緑茶の効果的な飲み方や注意点を知ることは、用途に応じて適切な飲み方を選択したり、安心して飲み続けるために大切です。
「緑茶」「水」「麦茶」 「烏龍茶」ではどれが体にいい?
緑茶には健康や美容に良い栄養成分がたくさん含まれています。
緑茶はよく麦茶や烏龍茶などと栄養成分や効能が比較されますが、大きな差はありません。
緑茶にはカフェインが入っていますが麦茶にはカフェインは入っていません。
また、烏龍茶にいたっては効能はほぼ同じです。
水は栄養がなく、カフェインも入っていないため、たくさん水分補給をしたい場合や夜遅くに水分補給をしたい場合におすすめです。
緑茶や麦茶、烏龍茶の効能には大差がないため、自分の好みや用途に合わせて水分補給をしていくと良いでしょう。
緑茶は1日何杯まで飲んでも大丈夫?
1日に10杯程度(1.5〜2リットル)飲んでも大丈夫です。
ただし、妊婦や授乳中の方は1〜1.5リットルが目安とされています。
緑茶にはカフェインが含まれているため、1日に摂取するカフェインの量を考慮する必要があります。
1日のカフェイン摂取量の目安は、WHO(世界保健機関)により決められており、成人は400mg/日、妊婦は200〜300mg/日です。
コップ1杯200ml程度の緑茶には、カフェインが30mg程度含まれているため、成人であれば1日にコップ10〜14杯程度、妊婦は5〜8杯程を限度として飲むと良いでしょう。
緑茶を飲みすぎるとどうなる?
緑茶を飲みすぎると腎臓への影響として、カフェインの取り過ぎにより、腎臓に負担がかかる可能性があります。
カフェインは腎臓の血管を拡張して、尿の生成を促進し、尿量を増加させます。
緑茶を飲み過ぎると、カフェインが血液中に多くなるため、カフェインが腎臓の機能に作用して腎臓がフル活動することになるのです。
肝臓への影響
緑茶の飲み過ぎによる肝臓への影響を心配される方も多いですが、肝臓への影響はさほどありません。
むしろ、緑茶は肝臓にとって良い影響のほうが大きいです。
緑茶は、糖質や脂質の摂りすぎによって引き起こされる「脂肪肝」の予防や改善効果が期待できます。
いつ飲むのが効果的か?
「健康」と「美容」それぞれお勧めのタイミングをご紹介します。
飲むタイミングを知っておくことで自分が求めている効果を実感しやすくなります。
まず、健康を意識したい人が緑茶を飲むタイミングでお勧めなのは「食事中」です。
緑茶には「血糖値の上昇を緩やかにする効果」と「食事中の脂肪の吸収を抑制する効果」があります。
血糖値が気になる方や、焼肉や揚げ物といった脂っこいものを食べる時は食事中に緑茶を飲むと良いでしょう。
次に美容にいいタイミングですが、「入浴前」と「運動前」がお勧めのタイミングです。
入浴前に緑茶を飲むと、体が温まることにより血液循環が良くなり、カテキンの吸収率がアップします。
カテキンには強い抗酸化作用があります。入浴前に緑茶を飲むだけでカテキンの吸収率がアップするのは嬉しいですね。
また、運動前に緑茶を飲むと効率よく脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
緑茶に含まれるカテキンには脂肪をエネルギーに変える作用が、カフェインには脂肪燃焼作用があります。
脂肪燃焼作用がある緑茶はダイエットの強い味方です。
運動前に緑茶を飲むことで、効率よく脂肪を燃焼させることができます。
ペットボトルのお茶でも良いの?
ペットボトルのお茶よりも茶葉から抽出したお茶がおすすめです。
ペットボトルのお茶には添加物がたくさん入っており、飲み過ぎると体に悪影響を及ぼす危険性があります。
ペットボトルの緑茶に含まれるビタミンCは酸化防止剤で、茶葉に含まれる天然のビタミンCとは異なり、ペットボトルの緑茶に含まれるビタミンCは活性酸素を大量に発生させてしまいます。
活性酸素が体内に大量にあると、がん細胞を活性化させたり老化の原因となるため、可能な限り茶葉から抽出した緑茶を飲むことがおすすめです。
妊娠中に飲んでもいいの?
妊娠、授乳中でも緑茶は飲んでも大丈夫です。
ただし、緑茶カフェインの摂りすぎに注意が必要です。
緑茶カフェインの摂取量はWHO(世界保健機関)によって決められた目安があります。
妊婦や授乳中の方が安心して飲めるカフェインの摂取目安は1日200〜300mg程度で、1杯200ml程度のコップであれば5〜8杯/日を目安として飲むと良いでしょう。
緑茶の種類と特徴
「緑茶が健康と美容にいい飲み物」であることはお分かりいただけたかと思います。
緑茶は継続的に飲み続けることで、体に嬉しい効果をより実感することができるでしょう。
とはいえ、毎日同じ味だと飽きてしまうので、ここでは緑茶の種類をいくつかご紹介していきます。
今回はスーパーなどでよく目にする5つのお茶について特徴をまとめてみました。
緑茶には以下の5つの種類があります。
それぞれの特徴を理解して、その時の気分に合わせてお茶を飲みましょう!
玉露(ぎょくろ)
玉露は茶摘みの前の一定期間、茶葉を日光から遮り栽培したお茶です。
日光を遮ることによりカテキンとビタミンCの含有量が他のお茶に比べて少ないですが、うまみ成分のアミノ酸が凝縮しているため、とろりとした舌触りがあり、まろやかな甘みが特徴です。
高級なお茶として有名ですが、高級感を味わいたい時やまろやかな甘みを楽しみたい時にお勧めのお茶です。
煎茶(せんちゃ)
うま味と渋みのバランスがよく、一般的に「お茶」というと煎茶のことを指します。
カフェインやタンニン、ビタミンCが多く含まれており、煎茶はお茶の栄養成分を豊富に摂取することができます。
煎茶は価格もお手頃なうえに、栄養もたくさん含まれていることから継続してお茶を飲みたい方は煎茶がお勧めです。
抹茶(まっちゃ)
抹茶は玉露と同じく、一定期間日光を遮って栽培されます。
日光を遮り収穫した茶葉を乾燥させて石臼で挽き、粉状にしたものが抹茶です。
味は玉露と同様、まろやかな甘みがあり、渋みはほとんどありません。
茶葉そのものを摂取するため、お茶の栄養を余すことなく摂ることができます。
お茶として楽しむことはもちろん、お菓子作りやお茶づけなどの料理にも取り入れやすいという特徴もあります。
お茶はどれも似たような味で継続的に飲んでいると飽きてしまいますが、お菓子作りや料理に取り入れることで、飽きることなく美味しくお茶の栄養を摂取することができます。
ほうじ茶
ほうじ茶は茶葉を焙煎することで、香ばしさを引き出したお茶です。
焙煎することで、カフェインやカテキンといった栄養成分の大半は失われますが、苦味や渋みが少なく飲みやすいお茶です。
ほうじ茶にも生活習慣病を予防する効果やリラックス効果があるため、緑茶の味わいに飽きてしまった時の「味変」として取り入れてみてはいかがでしょうか。
番茶(ばんちゃ)
番茶は遅い時期に摘んだ成熟した茶葉を使用したお茶です。
番茶のカフェインの含有量は煎茶の半分程度であるため、
「カフェインは控えたいけど、お茶の栄養は摂りたい」といった方にお勧めのお茶です。
緑茶の美味しい淹れかた
「茶葉の量」と「お湯の温度」に気をつけるだけでお茶を美味しく淹れることができます。
今回はお家に急須が無くても簡単に茶葉からお茶を淹れる方法をご紹介します。
用意するものはコップ2つと茶こしだけ。
①茶葉の量は1人あたり3〜4g程度、お湯の温度は70〜80度を用意する。
茶葉は大さじ1杯がおおよその目安となります。
お湯は一度、沸騰させてカルキを抜くと美味しいお茶を淹れることができるため、お湯を沸騰させたら少し時間をおいてお湯を冷ましましょう。
②茶葉を1つのコップに入れ、お湯を注ぐ
③1分ほど待つ
④茶こしを使いながらもう1つのコップにお茶を注ぐ
茶葉が入っているコップとは別に用意したもう一つのコップに、茶こしをセットします。
茶こしがセットされているコップに、茶葉が入っているコップからお茶を全部移す。
⑤できあがり!
茶こしは100円ショップでも購入できるので、急須がお家にない場合は茶こしを使用してお茶を淹れると美味しいお茶を淹れることができます。
飲み終わった茶葉も有効活用しよう!
お茶を飲み終えると捨ててしまいがちな茶葉ですが、実は茶葉はまだ有効活用することができます。
今回は、「美肌パック」の作り方と消臭剤としての活用法をご紹介します。
「緑茶パック」で美白を手に入れる
緑茶を飲んだときに出た茶葉は、実はまだたくさんの栄養が残っています。
緑茶を飲んですぐに茶葉を捨てるのは非常にもったいないです!
カテキンには抗菌や殺菌作用があるとお話ししましたが、パックにして肌に塗ることで殺菌作用によりニキビ対策をすることができます。
また、ビタミンCによる美白効果も期待できるため、緑茶パックでキレイな肌を手に入れましょう。
作り方とパックの方法は以下のとおりです。
- 茶葉、塗りたい部分に足りる程度の小麦粉を用意する。
- 耳たぶ程度の硬さになるように水を入れて混ぜ合わせる。
- 緑茶パックができたら肌に塗り、5〜10分程度時間をおく。
- 時間になったら洗い残しがないようにしっかりと洗い流す。
緑茶パックは顔だけでなく全身にもすることができます。お金をかけることなく全身に美肌パックができるのは嬉しいですよね。
筆者はお金のない学生時代に、緑茶全身パックをしていました。特に夏の時期は日焼けをすることも多かったですが、パックをしているおかげで「美白の子」と言われていました。
日焼けが気になるときやシミが気になるときにも緑茶パックは有効ですのでぜひ試してみてください!
消臭剤として活用できる!
カテキンには消臭効果があるため、消臭剤としても活用することができます。
茶葉の水分を少し絞ってから茶葉をお茶パックなどに入れて、冷蔵庫や下駄箱に置くだけで天然の消臭剤として使用することが可能です。
まとめ
緑茶には健康と美容によい効果がたくさんあります。
緑茶の健康効果は以下の4点です。
緑茶には中性脂肪を減少させたり、血中コレステロール値を正常に近づける効果があります。さらに、抗がん作用もあることから、病気を予防したい人や健康的を意識した飲み物を飲みたい人には緑茶が有効的だといえます。
緑茶の美容効果は以下の2点です
緑茶に含まれる「カテキン」と「ビタミンC」には強い抗酸化作用があり、老化の原因である活性酸素を抑制する効果が期待できます。
また、ビタミンCには、シミの原因であるメラニン増殖を抑制する効果や紫外線の刺激から細胞を守る効果もあります。
緑茶を飲むことで美肌に近づくことができるでしょう。
緑茶を飲むメリットとしては、
と、いった効果を得ることができます。
緑茶を飲むうえで注意する点ですが、飲みすぎるとカフェインの過剰摂取になるため、妊娠中や授乳中の方は特に注意が必要です。
緑茶は健康と美容に効果的な成分がたくさん含まれています。しかし、緑茶はあくまで健康と美容を手にいれるための「サポート役」です。
緑茶の効果を過信しすぎず、食事や生活習慣の見直しをしながら、日々の生活に緑茶を取り入れて健康と美容を目指しましょう。
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